視野を広くもとう

2020年10月13日

はじめまして、わんきちです。

最近の気づきについて綴りたいと思います。

工数削減、最適化、効率化といったことが近年重視されていますが、
それを実現するために、低コストで運用できるGoogleスプレッドシートとGAS(Google Apps Script)を利用する人も多いのではないでしょうか。
スプレッドシートにデータを入力し、GASを駆使してアウトプットを自動出力する。
こんな使い方ができます。

そんな時、ついついGASに比重を置いてしまいがちです。
スプレッドシートのデータはあくまで加工前の素材であり、
加工自体はGASで実施するもの、と思ってしまうのでしょう。

GASはすべてプログラム言語で記載するため、
複雑な動作をさせたい場合に非常に難易度が高くなってしまいます。
プログラムがうまく動作せずひたすらコマンドの確認、そして遂には行き詰ってしまう。

かく言う私もそうでした。
全体を見ずにプログラムの修正だけに固執している、視野が狭くなった状態でした。
そんな時、ひと呼吸おいて落ち着いて考えてみると、
なぜGASのプログラムで1から10まで行おうとしていたのかと自分でも疑問に思うくらいでした。
GASはあくまでも手段の一つでしかないのだと気づいたのです。

GASで全てのプログラムを動作させる必要はなく、スプレッドシートにも関数やピボットテーブルといった情報を加工するツールがあります。
GASで活用しやすいように事前にスプレッドシートを使って情報を加工しておくと、プログラムはより短くシンプルになります。
気づいてしまえば単純なことですが、ついつい先入観に囚われてしまいました。

行き詰ってしまったら、焦らずに落ち着いて視野を広く持つことが大切ですね。

 

注釈>GASとはGoogle提供サービスや他のアプリケーションを高度に連携させたり機能拡張するために用いる。Googleが提供する、JavaScriptをベースとしたWebブラウザ上で動作するプログラミング言語です。

 

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この記事を書いたおせっかい先生
ソフトバンク株式会社
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