道祖土教養塾 11月13日

2021年11月24日

天高く馬肥ゆる秋。
コロナも今は落ち着きを見せており、久方ぶりに遠方の親族や友人との団欒を楽しんでいる方もいるのではないでしょうか。

さて一方で、世の中では落ち着き払って傍観してはいられないような事件も起きています。
今回の道祖土教養塾では10月31日に京王線で刃物を持った男が乗客を斬りつけたことについて取り上げられました。

「もしそこに居合わせたらあなたはどうする?」
ー逃げる?戦う?

閉ざされた空間の中で、自分には何ができるだろう?

様々な立場からご意見が出ました。
ある女性は「自分は運動能力があまり高くないから、直接は戦うのはかえって周りに目迷惑をかけるから、危険人物と対峙してくれる方が動きやすいように立ち回る」と。
ある男性は「普段とは違うことが急に目の前で起こった時に、自ら立ち向かえる心理状況にあるだろうか」と。

自分だったら?

もし子どもたち(幼稚園児と、最近歩けるようになって手も繋いでくれない1歳児)と共に乗っていたら、とにかく目立たないように、狙われないように、なるべく遠くに逃げるだろう。

もし通勤途中で、日々トレーニングで体を鍛えている屈強な男性と共に乗っていたら、戦ってもらうかもしれない。

もし何か武器になるようなもの(竹刀とか、陸上用のスパイクとか、バスケットボールとか…?)を持っていたら、それで相手が持っている刃物などを振り払えるなら、戦うかもしれない。

もし周りの乗客と瞬時に協力体制が築けるなら、誰かが武器を奪って、誰かが取り押さえて、誰かが他の乗客を避難させ…などできるかもしれない。

時と場合で自分にできること、自分がすべき行動は変わってくるように思う。

長島先生は
「日本人は目の前で何か問題が起こった時にも、警察や行政、国に任せてばかりはいないか」
「自分たちで解決しようとする努力をすべきではないか」
ということを問いかけておられました。

確かに、目の前に刃物を持った危険人物がいたら警察など待っていられないし、身を守るためには自分でどうにかしなくてはいけない。

この事件に限らず、コロナ対策も然り。
自分でできることをやった上で、行政など他の力を借りる。

日頃から「もし自分の身にそれが振りかかったら」ということを考えてみることで、いざというときの判断力や行動力をつけていきたいと思いました。

さて、コロナのおかげで職場復帰後の収入激減が予想される私は、我が身を、我が子を守るために、今夜もお勉強します。

ヨシノ

次回は12月11日(土)です

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(↓会場で受講できない人はzoomでも受けられるらしい) https://reiwa-rongo.peatix.com/

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この記事を書いたおせっかい先生
菅野 広治
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