怒らない子育てを始める前に ~怒って後悔した時の対処法~

2020年9月15日

前回、「怒っていい」という記事を書かせて頂きました。

 

もちろん、人間だから、怒ることは当然。

怒っていいんですが、

怒って、後悔しちゃうこと、ありますよね。

今回は、そんな時の「対処法」について、お伝えします。

 

 

怒って後悔した時、そんな時は、

後でしっかりと謝ればいい。

 

 

よく、企業研修でも、お伝えするんですが(特に新入社員研修において)、

以下の5つのことがしっかりできれば、

どんな職場でも、たいてい、うまくやっていける、という、

大事なポイントがあります。

 

それは何かというと、

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

①挨拶

②返事

③後始末

④「ありがとう」が言える

⑤「ごめんなさい」が言える

 

 

どれも、小学校で、習うこと、ですよね。

 

『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』

なんて本もありますが、

本当に大切なことって、ものすごくシンプル。

当たり前のことが多いですよね。

 

これは子育てにおいても同じ。

 

人間は失敗する生き物。

 

親も時にカッとなって言い過ぎてしまう。

 

「言い過ぎた」と反省したのであれば、

「あのときはごめんね」って謝ればいい。

 

もし、正面切って、「ごめんね」が言いづらいのであれば、

寝顔を優しく撫でながら、

「今日はごめんね。言い過ぎちゃったね。

 ママは、●●ちゃんのことが、大好きなんだよ」

って伝えたらいい。

 

その想いは、必ず、子どもの心に届きます。

 

そう信じていますし、大人が謝る姿を見て、

子どもも、謝ることを学んでいきますよね。

 

 

子は、親の言うとおりにはしない。

するとおりにする。

 

 

子どもがしっかり挨拶できるようになって欲しいのであれば、

親がしっかりと笑顔でアイコンタクトを取りながら挨拶をすること。

 

子どもがしっかりと返事をするように育って欲しいのであれば、

親が呼ばれたら即座に、愛ある響きで返事をすること。

 

子どもが、しっかりと後始末のできる子に育って欲しいのであれば、

親が、その場で、サッと後始末をしていく背中を見せること。

 

子どもが、「ありがとう」を言えるように育って欲しいのであれば、

親が、「ありがとう」「嬉しい」と感情も乗せて、伝えていくこと。

 

子どもが、「ごめんなさい」を言えるように育って欲しいのであれば、

親が、素直に謝る背中を見せていくこと。

 

 

 

今日から、今からで、大丈夫です。

気づいたときが、始めるチャンス♪

より豊かな子育てを、今日から改めて、楽しんで♪

 

長い目で見て、5年後、10年後、20年後を見据えて、

「親がこれをしたら、子どもは何を学ぶかな?」と考えながら、

過ごしていっていただけたらと思っています。

 

ますます豊かな子育てを楽しまれる方が増えていくことを、

心から願っています。

 

お読み頂き、ありがとうございます。

イライラ・クヨクヨしない『ごきげんな子育て』 西畑良俊先生のプロフィール写真
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この記事を書いたおせっかい先生
イライラ・クヨクヨしない『ごきげんな子育て』 西畑良俊
「心を育み合う関係性づくり」セミナー、「勇気づけて育てる人になる」セミナー、イライラしない親になる「ごきげんな子育て」セミナー、「怒らない叱り方」講座、ペップトーク、コーチング、マインドフルネス、など各種セミナーを開催しているオフィス・イマココの西畑良俊です。 子どもの心を育む大人の関わり、自分の心を育む方法などをコラムとして執筆していきます。宜しくお願い致します!
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